【御人形に込めた想い】

『神楽（かぐら）』は、伝統技術と新しい概念を融合することで、これまでになかった新しい雛人形を提案するモデル。神をまつる為に奏する舞楽を意味する神楽（かぐら）。箱根寄木細工の衝立がひと際目を引き、伝統の中にも楽しさ・可愛らしさを絶妙なバランスで表現しました。

【こだわりポイント】

模様はすべて木でできていて、色は自然の木の色そのままで出来ている「箱根寄木細工」の魅力を人形の舞台に採用したかったのですが、衝立として採用することで、伝統的ながらモダンな雛人形に仕上げました。

お雛様の衣装には、丸形の花紋を織り出した覆盆子（いちご）柄と云われる名物裂を採用。戦国時代の頃より、中国やペルシャから伝わったと言われる名物裂の柄で、花模様をいちごに見立てたのがその名の由来で、なんとも粋です。

わび茶の大成者である千利休など著名な茶人が名品と認めた道具を名物（めいぶつ）と呼びますが、名物裂（めいぶつぎれ）とは、これらの茶器の仕覆（しふく）や袱紗（ふくさ）に用いられた裂（きれ）のことを指します。鎌倉時代から江戸時代初期に中国経由で日本にもたらされ、インドの更紗（さらさ）や東南アジアの染織品の影響を強く受けています。

箱根寄木細工と名物裂、異なる時代それぞれの魅力をリズミカルに組み合わせ、いまにも舞楽の音色が伝わってきそうです。

横幅37×奥行20×高さ27㎝


【フラッグシップショップ限定 ご購入特典】



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￥134,200（税込）